トレーラーの活用
もっと便利に、もっと自由に・・・
当サイトをご覧いただきありがとうございます。
「トレーラーって実はよく分からないんだけど・・・」
そう感じておられる方も多いのではないでしょうか?
実はかく言う私もそうだったんです。当サイトではそんな皆様にトレーラーの事を知って頂き選択肢の一つとして考えて頂けるようになればと思っております。
活用の仕方次第では、あなたの日々のお仕事が大きく変わる可能性も・・・。
そんなトレーラーの事、まずは知って頂けたらと思います。それでは、どうぞごゆっくりご覧下さい。
トレーラーとは・・・
そもそもトレーラーとは貨物自動車の形態のひとつで被牽引自動車の事を意味します。
自動車という扱いですので当然、登録が必要となり、ナンバープレートも取り付けられる訳ですが、自動車と根本的に異なるのはエンジンが付いていないという点です。
登録が必要というと、敷居が高く感じてしまうかも知れませんが心配する必要はありません。自動車に比べれば圧倒的にメンテナンスも簡単ですし、購入の際も面倒な手続きは全て販売店が行ってくれます。
ただ、公道を走る車両なのだという意識を持って扱って頂けたらそれで大丈夫です。
トレーラーの種類
一般的にトレーラーと言うと多くの方がボートトレーラーやキャンピングトレーラー、そして大型貨物車を想像される方もいると思いますが今回ご紹介したいのは「カーゴトレーラー」というタイプのトレーラーです。
カーゴトレーラーとはボートトレーラーの様にフレームのみで構成されているトレーラーとは違い床板の四方に壁が取り付けてある箱状のトレーラーを指します。 この箱状のものに蓋や天井が付いているものも含めた形のトレーラーをカーゴトレーラーと呼んでいます。
カーゴトレーラーはボートやバイクと言った決まった物を積む訳ではなく、様々な荷物を積むことが可能です。
当サイトでご紹介するトレーラーは蓋、天井のないタイプで、 いわゆるトラックの荷台をイメージして頂ければ良いと思います。使い方次第では、これまでよりもずっと便利に物を運ぶことができる可能性が・・・。
では、トレーラーを扱うにはどの様な事が必要なのでしょうか。
トレーラーを牽引する為に必要な3つの事とは?
①ヒッチメンバーの取り付け
牽引するに当たり、まず必要となって来るのは牽引する車にトレーラーと連結する為のヒッチメンバーを取り付ける事です。ヒッチメンバーがあればひとまずトレーラーを牽引することが可能となります。しかし、実際に公道を走行するにはまだ必要な手続きがあります。
②牽引免許の取得
トレーラーを牽引して公道を走るためには牽引免許を取得する必要があります。
牽引免許の取得には自動車免許(普通又は大型)を取得していることが条件となるため学科教習は必要ありません。技能教習(15時間程度)の受講、又は試験場での実技試験で取得が可能です。
ただし、牽引免許を取得しなくても牽引が可能な条件があり、トレーラーの総重量が750kg以下の場合、そして故障車を牽引する場合に限り、免許が無くても牽引が可能です。
一般的なキャンピングトレーラーやボートトレーラーでも比較的小型のものであれば免許を取得することなく牽引できるタイプがあります。
③ナンバーの取得(連結検討)
実際にトレーラーを牽引する為には更に細かい条件があり、それをクリアする必要があります。
トレーラーを陸運局(又は軽自動車協会)へ登録し、ナンバー申請する際に「連結検討」というものを行い、書類を提出します。連結検討では、車両重量やトレーラー重量、ブレーキ性能等から安全性の確認を行い、数値が基準内に収まっているかを確認します。連結検討を行いOKが出れば、その車両はそのトレーラーを牽引することが可能となり、ナンバーが交付されます。この時登録されるのはどの型式の車がそのトレーラーを牽引することが可能であるかというトレーラー側から見た牽引可能な車の型式であり、型式が違えば同車種でも牽引することが出来ないというピンポイントな登録となります。
したがって牽引車にヒッチメンバーが付いているからと言って単純に別のトレーラーを牽引することは出来ないので注意が必要です。
さて、トレーラーを牽引する為に必要な条件は上記のの通りですが、実際にトレーラーを活用するとどの様なメリットが生まれるのでしょうか。